【原作と映画比較】『ゴールデンボーイ』映画はわかってねえ!
前回はスタンド・バイ・ミーについて比較したが、今回は『ゴールデンボーイ』(原題:APT PUPIL。出来の良い生徒、というような意味)を取...
家から一歩も出ない勢いで”何か”にのめり込むブログ
前回はスタンド・バイ・ミーについて比較したが、今回は『ゴールデンボーイ』(原題:APT PUPIL。出来の良い生徒、というような意味)を取...
映画『スタンド・バイ・ミー』はスティーブン・キングの中編『The Body』を映画化したもの。心に残る名作だと言われているが原作と比較するとどんな違いがあるのか。これは、原作と映画それぞれの良さについて考察するのと、キングの他作品とのつながりについて書いた記事だ
有名な映画『ショーシャンクの空に』にはスティーブン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化したもの。かなり忠実な映画化だが原作小説と映画では結構な違いがある。例えば原作ではブルックスはほとんど描写されないキャラだとか。この記事では原作小説と映画を比較して両者の異なる構造はメディアの特性に由来しているのではと考察する。
1905年に出版されベストセラーになった『べにはこべ』を読んだ。この小説は現在のアメコミヒーローの源流のひとつとされているので一度読んでおくべきと思ったからだ。べにはこべとは小さな赤い花をつける野草で、この小説のヒーローのエンブレムとして使われている。
横山三国志は吉川英治の小説を下敷きにしている。吉川三国志を読んで張飛のヒゲは原作(吉川三国志)準拠の描写だとわかった。
「異世界から戻ってきた子供たちが通う寄宿舎」「異世界こそが故郷」「人はみな別々の物語を生きている」これらのキーワードに刺さるものがあったら、大丈夫、今すぐ本をカートに突っ込んでいい。これは現実以外の世界にのめり込んだことのある人、幻影の城主となることを望んだことのある人のための本だ。
深堀骨という小説家をご存知だろうか、というのは形式的な始め方で、皆さんの方に「知ってまーす」などという反応を期待しているわけではない。仮に知っていたとしても「知ってまーす」などとは絶対思わないだろう。そんな知る人ぞ知る作家が最近新作『人喰い☆頭の体操』を出した。
江戸川乱歩は怪奇・幻想小説で有名だが、単純に幻想賛美だったり、幻想に浸りきった小説ばかりかというとそんなことはない。その一筋縄ではいかないところが乱歩の面白さではないだろうか。
筒井康隆展に行ってきた 本日、11月3日は私の誕生日です。だがそんなことはどうでもよろしい。世田谷文学館で開催されている筒井康隆展、...
ハインラインの思想性について考えてみたい 「ハインラインはファシズムを肯定する右翼なのか」という論争があった。あったらしい。なにせ論争が...