スパクロSDガンダムイベント「光と闇の戦い」

騎士スペリオルドラゴンの前説

 2019年3月第1週のスパクロイベントはSDガンダムのイベント。中でも主役はバーサル騎士ガンダムGP01だった。

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あらすじ

戦い、再び

ダブルマン「貴様が創界山の救世主ワタルだな?」

 「大いなる悪たちが災いとなって、正義に降りかかろうとしている」という騎士スペリオルドラゴンからの夢のお告げを受け、スダ・ドアカワールドから異世界に転移したバーサル騎士ガンダムGP01。人を探している時にワタルがダブルマンに襲われているところに出くわし、GP01はワタルを護る。

スペリオルドラゴン「光の戦士に敗れ去った暗黒の大将軍よ。その悪の魂をこの地で再び暴れさせるのだ」

 ワタルから話を聞くGP01。このワタルはドアクダーを倒した後、この世界に転移してきたらしい。そこへ偽の騎士スペリオルドラゴンが現れ、暗黒大将軍を復活させる。

暗黒の大将軍

暗黒大将軍「奴は…!」

 一人で暗黒大将軍と戦うGP01。救世主としての力を失ったワタルはそれをただ見ていることしかできず歯噛みする。GP01も苦戦し、ついに負けてしまう。トドメを刺そうとする暗黒大将軍の前に飛び出していくワタル。そしてワタルの呼び声に応えこの世界にいないはずの龍神丸が現れる。

再開!龍神丸

 龍神丸に乗り込んだワタルが暗黒大将軍と戦っていると、武者頑駄無、コマンドガンダム、四代目頑駄無大将軍、ギャバン、マジンカイザーが駆け付けてくる。彼らの一斉攻撃の前に敗れる暗黒大将軍。しかし偽スペリオルドラゴンは落ち着き払ったまま、意味深なことを言って姿を消す。

お前たちがこの世界から帰りたいと願うのであれば「深淵の闇の大地」に来ることだ」

 改めて皆で話をすると彼ら全員自分たちの世界からこの異世界へ跳ばされて来たらしい。中でもコマンドガンダムと武者頑駄無は以前スダ・ドアカワールドの騎士ガンダムにあったことがあるとか。この辺は多分『武者・騎士・コマンドSDガンダム緊急出撃』の話でしょう。

英雄集結

 情報整理した結果、ここに転移してきた人たちは皆自分の世界で悪と戦い世界を救った者であるという共通点が見つかった。そしてワタルを襲ったダブルマンたちも暗黒大将軍もすでに倒されたはずの悪がこの世界で復活している。一同は倒された連中の残した悪のエネルギーが作ったのがこの世界なのかもしれないと推測を立てる。そして皆で手分けして「深淵の闇の大地」を探すことになった。

武者頑駄無「何か拙者たちに対して気になることがあるのではござらんか?」

 コマンドガンダム、武者頑駄無と一緒に行動したいと申し出たGP01は2人に騎士ガンダムとはどんな人だったのかを聞く。

継承する者

GP01がコマンドガンダムや武者頑駄無と一緒に行動したがったのは何故なのか不思議がるワタル。おそらく騎士ガンダムという人について聞きたかったんだろうとギャバンは答え、偉大な先代を持った者として悩みがあるのだろう、その気持ちは自分にもわかると話す四代目頑駄無大将軍。その悩みに対してワタルは自分は自分で誰かになんてなれるわけないんだからそんな難しく考えなくてもいいんじゃないかと言うのだった。

伝説の騎士ガンダム

 騎士ガンダムについては同じ世界の人なんだからそちらの方がよく知っているんじゃないかと疑問に思うコマンドガンダム。騎士ガンダムはジオン族との決戦の際姿を消した。だから自分が知っているのは彼を知る人から聞いたわずかなことのみとGP01は事情を説明する。武者頑駄無とコマンドガンダムは騎士ガンダムのことをGP01に伝える。

コマンドガンダムと武者頑駄無の語り

 2人から話を聞いたGP01は2人に稽古をつけてもらいたいと願い出る。GP01はかつてスペリオルドラゴンになって世界を救った騎士ガンダムのようにスダ・ドアカワールドを守っていけるのか不安に思っているらしい。稽古後コマンドと武者の2人はGP01をあの時の騎士ガンダムに匹敵するほどの強さを持っていると太鼓判を押すがGP01の顔は晴れない。まだ自分に自信がないGP01に武者頑駄無は一つ助言をする。

武者頑駄無の助言

 そこへ深淵の闇の大地を見つけたことを知らせに皆がやってくる。一同は元の世界に戻るために深淵の闇の大地へ向かうのだった。

いざ、深淵の闇の大地へ!

偽騎士スペリオルドラゴン「我々はこの先で待つ。果たしてそこまでやって来られるか…?」

闇の大地に踏み込んだ一同を出迎えたのは大量の戦闘獣とダブルマンだった。それらを蹴散らして進んでいくとボロボロになった街に出る。「この光景はお前たちの世界に訪れる未来の姿だ」と言って偽騎士スペリオルドラゴンが姿を現す。偽騎士は真聖機兵ガンレックスを召喚し襲いかからせる。

悪の手に落ちた真聖機兵

ガンレックスを説明する偽スペリオルドラゴン

 ガンレックスはGP01がネオジオン族と戦っていた頃に共に戦った伝説の聖機兵。パンゲア界の戦いで力を失っていたのを偽騎士が手に入れこの世界に現臨させたのだという。邪悪な気配を宿しているがあれは確かに本物だと確信するGP01。偽騎士はあの戦いで最後まで真聖機兵と共に戦えなかったお前に操者を名乗る資格があるのかとGP01を煽る。そんな言葉聞く必要なんてないとワタルは啖呵を切り龍神丸を呼び出す。GP01も覚悟を決め、一同は偽騎士の操るガンレックスに挑んでいく。

 強大な力で圧倒するガンレックス。偽スペリオルドラゴンはここでお前達を倒した後はお前達の世界を闇に染まった真聖機兵で滅ぼしてやると宣言する。

答え

悩みを振り払うGP01

 その力の無さが真聖機兵を邪悪に染めたのだとGP01を責める偽騎士に対して、ワタルはGP01はそんな人じゃない、スペリオルドラゴンの事もスダ・ドアカワールドの事も知らないがこの世界で自分を助けてくれたGP01の事は知っていると啖呵を切る。ワタルの声を聞いて悩みを振り払ったGP01はガンレックスに立ち向かう。

 大将軍の力の源、頑駄無結晶が皆の意志を集め、ガンレックスの動きを止める。その隙をついてGP01はガンレックスから偽スペリオルドラゴンをはじき出し、再びガンレックスの操者になる。そしてGP01たちの決して諦めない心が生んだ奇跡がこの世界に本物の騎士スペリオルドラゴンを降臨させる。

降臨する真のスペリオルドラゴン

未来と平和を照らす光

ドアクダー「いかにも!ワシはドアクダーでもあり暗黒大将軍でもありそしてドン・ホラーでもある!」

 スペリオルドラゴンの力によって偽スペリオルドラゴンは正体を表す。それはドアクダーの姿をしているがその実態は正義によって滅ぼされた巨悪が残した悪の想念だった。悪の想念はガンレックスやワタルたちの力によって消滅させられる。

コマンドと武者、そしてスペリオルドラゴン

 スペリオルドラゴンの力によって一同はそれぞれの世界に帰っていく。

スペリオルドラゴンの締めゼリフ

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